カナダの通貨カナダドルについて
- 2018.04.04
- ワーキングホリデー

留学で長く住んでいても、クレジットカードやデビットカードで支払いをしているとなかなか慣れない外国のお金。
私もカナダに来て最初はほとんどデビットカードを使っていて、いざ現金で支払うときにすぐに計算することができなかったのですが、最近は現金で支払うようにしていて、さらに飲食店でアルバイトしていたこともありさすがに慣れました。
今回はそんなカナダのお金についてご紹介します。
カナダドルについて
カナダの通過はカナダドル。
現在1カナダドルが83日本円程度となっています。
そして1ドルよりも細かい単位としてセントが存在します。
100セント=1ドルです。
紙幣は100ドル、50ドル、20ドル、10ドル、5ドルの5種類。
コインは2ドル、1ドル、25セント、10セント、5セントと、こちらも5種類です。
カナダのコインには通称がある?
カナダのコインにはそれぞれ通称があります。
1ドルコイン=ルーニー
25セントコイン=クォーター
10セントコイン=ダイム
5セントコイン=ニッケル
日常生活ではよく使われるので覚えておくと良いです。
例えば飲食店で働いたときに、1ドルのお釣りを25セントコイン4枚で欲しい人は、クォーターを4枚でください、と言ったりします。
私も、今住んでいる家には洗濯機があるのですが、コインランドリー的に都度2ドル75セントを払うようになっていて、1ドルコイン2枚と25セントコイン3枚がいつも必要。
なので、お店での買い物で2ドルや4ドルのお釣りがあるときには、ルーニー2枚でちょうだい!ルーニー4枚でちょうだい!と言ったりします。
カナダで現金支払いをするときの注意点
コインの一覧を見て、1セントコインがないことに気がつきましたか?
カナダは2013年に1セントコイン(ペニー)が廃止されています。
しかし、1セントという金額は存在するので、クレジットカードで支払いをするときは1セント単位の支払いになりますが、現金で支払うときには5セント以下の金額は繰り上げ、繰り下げが行われます。
3セント、4セント→繰り上げて5セント
6セント、7セント→繰り下げて5セント
8セント、9セント→繰り上げて10セント
たとえばお会計が21.53ドルだった場合、現金での支払いは21.55ドルになります。
日本では概念のない25セントという単位があったり、10セントコインが5セントコインより小さいという感覚の違いもあって、なかなか慣れないかもしれません。
カード類も便利ですが、せっかくなので現金を積極的に使って、カナダのお金の感覚を覚えてみてはいかがでしょうか?