英会話講師必見!英語の学習におすすめのゲームアイデア5選
- 2019.12.01
- 英語

ゲームを取り入れると英語がもっと楽しくなる
英語の学習は楽しくもありますが、ときに辛かったりつまらないと感じたりすることもあります。そこで、英語学習ではゲームを取り入れてリフレッシュしながらも、英語に触れて楽しいと感じる体験をすることがとても重要です。特に子供の英語学習や、初級者の英語学習においては、ゲームなどのアクティビティの導入が大切になります。
ここでは、実際に英語圏の国でも遊ばれている英語を使用したゲームを紹介しますので、ぜひチェックしてみてください。
英語の学習におすすめのゲームアイデア
Is this you?
レベル |
初中級~中級 |
人数 | 10人以上が望ましい |
用意するもの | 紙、ペン |
10~20人など大人数でより楽しめるゲームです。ルールも簡単かつ会話を重視したゲームなので、大人数でできるゲームに困ったらこれを試してみてください。
ゲームの概要
紙に書いてあるヒントをもとに、その紙を書いた人を見つけ出すゲームです。
ゲームの準備
①紙を全員に配布します。
②参加者は、紙に自分のことを3つ書きましょう。好きなことや職業、家族に関することなど何でも構いません。
“I have three brothers.”
私は兄弟が3人います。
“I have lived in NY when I was a child.”
子供の頃ニューヨークに住んでいました。
“I am a photographer.”
私は写真家です。
③書き終えたら、紙の中身が見えないようにぐちゃぐちゃと丸め、代表者がすべての紙を回収して袋やバスケットなどに入れておきます。
④代表者が紙をよくシャッフルし、全員に配布してください。それぞれ紙を確認し、自分の書いた紙でないことを確認します。全員が自分の書いた紙以外の紙を持っていれば準備OKです。
ゲームの進行
①参加者は全員自由に動き回り、他の参加者に声をかけ、紙に書いてある内容に当てはまるかどうかを確認する質問を行います。できれば、挨拶から始めるようにすると尚良いです。
A: “Hi!”
こんにちは!
B: “Hi! What’s up?”
こんにちは!どうしたの?
A: “Do you have any brothers?”
あなたは兄弟がいますか?
B: “No, I only have a sister.”
いいえ、姉が一人だけです。
A: “I see. Thanks!”
そっか、ありがとう!
A: “Hi!”
こんにちは!
B: “Hi! What’s up?”
こんにちは!どうしたの?
A: “Do you have any brothers?”
あなたは兄弟がいますか?
B: “Yes, I do.”
ええ、いますよ。
A: “How many brothers do you have?
何人兄弟がいますか?
B: “I have three brothers.”
三人です。
A: “Have you ever lived in NY?”
ニューヨークに住んでいたことはありますか?
B: “Yes, I have.”
ありますよ。
A: “Are you a photographer?
あなたは写真家ですか?
B: “Yes, I am”
はい、そうです。
②紙に書いてある内容に当てはまらなければ、お礼を言って次のターゲットを探します。
③紙に書いてある内容に全て当てはまれば、紙を見せてその人かどうかを確認します。その人であればターゲット発見成功で、ゲームクリアとなります。クリアした人は着席し、全員がターゲットを発見できれば成功です。
Going on a picnic
レベル |
初級~中級 |
人数 | 2人以上 |
用意するもの | なし |
Going on a picnicは、何も用意する必要がない上に、2人からプレイできるのでどこでも遊べる手軽なゲームです。それに加えて、初級レベルの人のグループでも中級レベルの人のグループでも楽しめます。
ゲームの概要
代表者の人が決めた英単語に関するルールを推測するゲームです。
ゲームの準備
①グループの中から一人代表者を選びます。
②代表者の人は、「どんなものをピクニックに持っていけるか」という自分のルールを決めてください。
・黄色のもの:banana/lemon/dandelions など
・スペルが5文字の単語のもの:apple/lunch/water/lemon など
・母音で始まる単語のもの:apple/orange/egg など
初級者の場合は色や大きさなどのビジュアルで決める難易度が下がりますし、大人や初中級者以上なら文字数や音節数、スペルの特徴など英単語としてのルールを決めると良いでしょう。
ゲームの進行
①代表者以外のプレーヤーは順番にピクニックに持っていくアイテムを予想して、”Can I bring ○○ on a picnic?”と質問していきます。
Can I bring an apple on a picnic?”
ピクニックにリンゴを持っていけますか?
②代表者は自分で決めたルールに当てはまっていればYes、当てはまっていなければNoで答えます。
代表者が「5文字のスペルの単語のもの」のみピクニックに持っていけると決めていた場合
“Yes, you can bring an apple on a picnic.”
はい、ピクニックにリンゴを持っていっても良いですよ。
③プレーヤーは順番に同様の質問を繰り返し、代表者が決めたルールが何かを推測します。答えが分かったら代表者に耳うちをして自分が推測したルールを伝えましょう。正解であればその人は上がりとなります。
Who am I?
レベル |
初中級~上級 |
人数 | 2人以上 |
用意するもの | 紙、ペン |
スマホアプリなどにもある定番ゲームです。英会話の学習目的としてではなく、通常のパーティーゲームとしてもよくプレイされる人気のゲームで大盛り上がり間違いありません。
ゲームの概要
他のプレーヤーへの質問から自分は何者かを推測するゲームです。
ゲームの準備
紙に著名な人物やキャラクター、動物などの名前を一つ書きます。最低限人数分の紙が必要ですが、たくさん用意しておくといいでしょう。
Mickey Mouse/Bird/Celine Dion/Ichiro など
ゲームの進行
①最初にプレイするプレーヤーを決めます。
②裏返しに伏せてある紙の中から一枚選び、プレーヤーはその紙を額のあたりに掲げます。プレーヤーは紙に書いてある内容を見ないように注意しましょう。プレーヤーは自分のあたりに掲げた紙の内容が見えませんが、プレーヤー以外の人には紙に書いてある内容が見えている状態です。
③プレーヤーは自分が何者かを推測する質問をしていき、それ以外の人が回答します。
“Am I an animal?”
私は動物ですか?
“Can I fly”
私は飛べますか?
“Am I good at singing?”
私は歌うのが上手ですか?
④質問を繰り返し、自分が何者か分かれば”Am I ○○?”と言って答えを確認しましょう。合っていればゲームクリアとなり、プレーヤーを交代します。
Guessing a word
レベル |
初中級~上級 |
人数 | 4人以上 |
用意するもの | 紙、ペン、袋や箱など紙を入れておくもの |
チームで戦うので、非常に盛り上がることができるおすすめのゲーム。4人以上いればプレイできますが、10人以上の大人数でも遊べるので、パーティーにも最適です。
ゲームの概要
代表者がある単語について説明し、チームメンバーがその単語を推測できればクリアというゲームです。
ゲームの準備
①紙を小さく切り、一つの紙に一つの英単語(名詞)を書いていきます。レベルによって書く単語を変えることで、中級者以上でも楽しめます。
②内容が見えないように紙を折り、一つの袋や箱に入れておきます。
③参加者を2つのチームに分けます。
ゲームの進行
①チームごとにプレイします。プレイするチームから一人前に出て、自分のチームメンバーに向き合います。
②前に出たプレーヤーは紙を一枚選び中身を確認します。
③前に出たプレーヤーは紙に書いてあるものについて30秒間(1分でも可)説明します。このときに、その単語を直接言ってはいけません。
“Elephant“と書いてある場合
“It is an animal.”
これは動物です。
“It has a long nose.”
長い鼻を持っています。
④チームメンバーは、その説明から単語を推測し、思いつく単語をどんどん言っていきます。30秒(もしくは1分)の制限時間内に、正しい答えが出せればそのチームは得点を得ることができます。
⑤各チーム交代で同様にプレイします。2ターン目、3ターン目は出題者(前に出るプレーヤー)もどんどん交代していきましょう。
⑥5問や10問など、決められた問題数をこなし、正解数の多いチームの勝利です。
Fruits Basket
レベル |
初中級 |
人数 | 10人以上が望ましい |
用意するもの | 参加者数-1の数の椅子 |
日本でもおなじみのフルーツバスケットは、英語圏でもよく遊ばれるゲームです。ルールを知っている分、英語に少し不安がある人も一緒になって楽しめるので、少しレベルがバラバラなグループでも試してみてください。
ゲームの準備
参加人数よりも一つ少ない数の椅子を用意し、内側に向けた輪になるように椅子を円形に並べます。
ゲームの進行
①スタートプレーヤーを決め、それ以外の人は椅子に座ります。スタートプレーヤーは、全員の中央(円の真ん中)に立ちます。
②立っているプレーヤーは、人の好きなものや特徴など、何人かの人が当てはまるであろうことを言います。
“People who like sushi.”
お寿司が好きな人
“People who are wearing pants today.”
今日ズボンを履いている人
③座っているプレーヤーはそれを聞き、自分に当てはまっていれば立ち上がらなければなりません。立ち上がったプレーヤーと、真ん中に立っているプレーヤーは、空いている席へ座ります。直前まで座っていた席に座ってはいけません。
④立ったプレーヤー(座れなかったプレーヤー)が、英語で人の特徴を言い、それに当てはまる人は移動するということを繰り返します。最終的な勝ち負けはないので、15分など時間を区切って行うのがおすすめです。
ゲームを取り入れて英語の学習を楽しもう!
英語圏の国で実際に遊ばれているクラシックなゲームは、日本人が英語を学ぶのにもおすすめです。机に向かってばかりではどうしても辛くなっています英語学習も、ときどきゲームを取り入れることで楽しさを感じられること間違いありません。調整すれば、初級レベルから上級レベルの人まで遊べるものが多いので、既にある程度英語が話せる人もぜひやってみてください。簡単なゲームを取り入れて、英語の勉強を楽しみましょう!
英語の学習にはボードゲームを使うのもおすすめです!英語講師が知っておきたいおすすめのボードゲームの紹介もぜひ併せてご覧ください。
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