トロントの夏の風物詩!ハイパークでシェイクスピアを楽しもう
- 2018.07.02
- カナダ-トロント

何度もトロントの夏はイベントが目白押しだということは記事にしてきましたが、トロントでも人気の高いハイパークで恒例のイベントがあるのはご存知でしょうか?
そのイベントとはシェイクスピアの作品が屋外で楽しめるというシェイクスピアインハイパーク(SHAKESPEARE IN HIGH PARK)。
行ったことがあるという人に話を聞くと、大変評価が高く、毎年必ず行くようにしているという人も多いのだとか。
今回はそんなトロントの夏の風物詩とも言えるイベントをご紹介します。
開催場所
開催場所は美しい桜で有名なハイパーク。
そのハイパークの中のAmphitheatreという屋外シアターが会場です。
ハイパーク駅からは徒歩でおよそ20分ほどとなっています。
チケット料金
25ドルの予約席もしくは北米でよく見かけるPWYCシステムになっています。
PWYCというのは”Pay What You Can”の略で、つまり支払えるだけ払えばOKというもの。自分でいくら支払うのかを決めるのはなかなか難しいと思うのですが、予約席が25ドルなのでその程度か少し低めに考えてもよいでしょう。
演目
今年はロミオとジュリエット、真夏の夜の夢の2演目。日本人にもよく知られている作品なので挑戦しやすいと思われます。
各演目によって公演日時が違うので、好きな演目がある方は確認してから予約をするようにしましょう。
開催期間、公演日時
6/28から9/2まで開催されていますが、月曜日はお休みなので注意してください。
ロミオとジュリエットは火曜日、木曜日、土曜日。真夏の夜の夢は水曜日、金曜日、土曜日です。公演時間はどちらも20時から。
予約席でない場合の入場、席取りは18時からとなっています。
準備しておくとよいもの
屋外なので安いシートのようなものがあると良いです。日本ではいわゆるシートというものをよく利用しますが、トロントではブランケットを公園などに持ってきてシート代わりにする人が多いです。ダララマなどで安く購入できます。
18時~20時はまだまだ明るいため、日焼け止めを塗っていくとよいでしょう。
公園内は蚊も多いため、虫刺され防止のスプレーなどがあると便利。
熱中症防止のためにも水分補給用の飲み物は必須です。軽いお菓子などがあっても良いかもしれませんね。
また、肌寒くなってくることが考えられるため、サッと羽織ることのできる上着は必ず持って行ってください。
屋外なので、それなりに荷物は増えてしまいますがしっかりした準備が必要です。
劇をより楽しむために
英語で演劇を楽しむこと自体も、英語力次第ではハードルが高いこと。このシェイクスピアの劇は古い言い回しなどの英語が使われているため、英語のネイティブスピーカーでも分かりにくい部分があります。それを英語学習者が理解するのはとても難しいのです。
そこで、あらかじめインターネットなどであらすじを読んでおくと良いでしょう。特にその話自体をあまり知らないという人は内容を頭に入れてから行くことを強くオススメします。
事前に話を知っておくことで、流れを理解しやすくなります。
まとめ:この夏は屋外でシェイクスピアを楽しもう!
日本人留学生には若干知名度低めのこのイベント。しかしトロントニアンからの評価はとても高いオススメイベントです。
屋外でゆったり観劇するのはとても気持ちが良いですよ。
ぜひ今年の夏はハイパークでシェイクスピアを楽しんでみてはいかがでしょうか。