ルームシェア体験談 カナダで一番だった暮らし
- 2018.03.21
- ワーキングホリデー

今回はルームシェアをしていたときの体験談です。
ルームシェア、つまり寝室を誰かと共有していてプライベートがないと言うと、ほぼ全ての人から「え!嫌じゃない!?」というような反応が帰ってきます。
実際、私も住み始めるまではそう思っていたのですが、最終的にはトロントに来て1番気に入っていた暮らしといえるまでになりました。
ルームシェアを始めるに至った経緯
ホームステイを予定よりはやく出ることになったあと、次の住居が決まるまではホステルと短期貸しのシェアハウスを利用していました。
正直、シェアハウス探しをなめていた私。
実際に探し始めるとなかなか上手くいかず。
思っていた以上に仮暮らし生活が長引き、結局1ヶ月弱も定住先が決まらずにいました。
かなり焦っていたときに、ここだ!と思った物件に出会ったのですが、契約に行くアポをとっていた時間の約2時間前に、大家さん側の都合でなかったことに。
このときはトロントにきて初めて泣きそうになりました(笑)
そんな矢先、来てすぐの頃に出会った日本人の知り合いから連絡が。
要件は私が数週間前に送ったちょっとしたメッセージに気づいていなかったことに対してのごめんなさいという内容。
とにかく焦っていた私は、こんなタイミングでの連絡なんて運命!とばかりにいまの現状を相談しました。
すると、運よく彼女のルームメイトがもうすぐ退去すること、ちょうど次のルームメイトを探し始めるところだったこと、現ルームメイトの退去まではリビングのソファーを使って良いと大家さんが提案してくれたこと。
選択肢のない私はもちろんかこに住むことに。優しい彼女と大家さんのおかげで新たな家を発見することができました。
豪華コンドミニアムに入居!
ここでハッと思い出したこと。
そういえば初めて彼女に出会ったとき、コンドミニアムに住んでるって言ってなかったっけ?
というわけで、ラッキーにもコンドミニアムに住むことになった私。
コンドミニアムというのは、日本でいうタワーマンションのような感じです。
なんとなく高層階って怖いな~でも高層タワマンに住んでたって言いたいな~とバカなことを思いながらも実際に大家さんと待ち合わせてお部屋へ。
挨拶をして軽く世間話をしながらエレベーターに乗り込みます。
2階かい!!!
私が住むことになったのは、なんとコンドミニアムの2階。
ひっくい!!!!!!!!(笑)
そんなびっくりな見学をして、すぐにデポジットを支払い、私は綺麗なコンドミニアムに入居することになりました。
初のルームシェア!プライベートは?
そこから1週間、リビングのソファを使わせてもらい、前の女の子が退去と同時にマイベッドをゲット。
気をつかうかな、一人になりたくなるかな、と心配ごとはたくさんあったのですが、ラッキーなことに私を拾ってくれたルームメイトがとても優しく、心が広く、私と性格は違うものの気が合ったのです。
そこからはどんどん仲良くなり、ルームシェアは全く苦痛なものではなく、居心地のよいものへとなっていきました。
基本的に午前中には家を出て、帰ってくるのは深夜。
そんな生活でしたが、はやく家に帰ってルームメイトと話すことが楽しみな毎日でした。
寝る時間などももちろん違いますが、そこはお互いに気を使って、どちらかが寝ているときに作業をするときはリビングを使ったり、何も問題は起きず。
自分で言うのもなんですが、お互いにお互いを思いやれる二人だったからこそできたことかと思います。
もうひとりのシェアメイトと楽しい生活
実は、私たちの部屋とオーナーの部屋以外にももうひと部屋あり、私が入居してしばらくしてから韓国人の女の子が入ってきました。
どうやらその大家さんが、日本人以外の人がいた方が二人の英語のためにいいかなと、日本人以外に絞って探してくれていたみたいです。
こうしてもう一人住民が増えたのですが、その子はお喋り好きな明るい子だったので、すぐに打ち解けることができました。
オーナーは泊りがけの仕事が多く、1週間帰ってこないこともよくあり、そのときには女子会と称し3人でパーティーをしたのも楽しかったな。
3人揃ってお酒に強い私たち。
たくさん飲んで、たくさん食べて、たくさん笑ったホームパーティーが、今でも楽しい思い出です。
韓国出身の彼女とオーナーは料理が好きで、ときには多くつくってふるまってくれることも。
ルームメイトはピザ屋でアルバイトをしていたので、私と彼女はしょっちゅうピザを食べていたり(笑)
私もバイト先からの残り物をみんなとシェアしたりもしましたが、食事の部分でもみんなに助けられていて、とてもありがたかったです。
楽しい生活に終止符 ルームメイトの帰国と私の引っ越し
そんな楽しく居心地のいい生活も、いつか終わりがきます。
残念なことに私が入居して5か月後、ルームメイトのワーホリビザが切れ、ビジタービザ取得も考えていた彼女でしたが、結局はカナダを去ることに。
そこで私もこの部屋を出るという選択をすることにしました。
というのも、あくまでも私は彼女とのルームシェアが好きだったのであって、決してルームシェアそのものが好きなわけではないと思ったのです。
さらに韓国人シェアメイトもその数週間後にビザが切れて帰国するスケジュール。
それだったら、もともと希望していたシェアハウスを探そうと思いました。
こうして私はこの家を去ることになりました。
先にルームメイトがトロントを去り、私がその2日後に引っ越し。
一緒に暮らしていたから、外では遊んだことがないよね?ということで彼女とは最後に一緒にカサロマへ観光に。
そして二人そろってパッキングをしたのが最後の思い出。
こうして楽しい5か月に幕を下ろしました。
初めてのルームシェアはとても楽しかったです。
でもそれはただのラッキー。
オーナー、韓国人シェアメイト、そしてルームメイト。
3人ともとっても好きだった。
本当にそれに尽きる。
そのあと別のシェアハウスに引っ越し、そこはそこで良かったですが、この5か月間のルームシェアが間違いなく私のトロントで1番の暮らしでした!
関連記事:ワーホリ・留学中の滞在方法比較
ホームステイ体験談 カナダ生活最初の家
シェアハウス体験談 トロント留学の定番の住み方は運次第?