ウェディング・テーブル(Table 19)の映画情報・あらすじ・ネタバレ

ウェディング・テーブル(Table 19)の映画情報・あらすじ・ネタバレ

今回はラブコメディ映画「ウェディング・テーブル」をご紹介します。

軸は結婚式という舞台に主人公の恋愛も絡むラブストーリーでありながら、癖のあるキャラクターのオンパレードでテンポの良いコメディです。
 
 

ウェディング・テーブルの基本情報

 
 


出典:Filmarks

 
 
邦題:ウェディング・テーブル

原題:Table 19

公開:2017年

監督:ジェフリー・ブリッツ

主演:アナ・ケンドリック

上映時間:87分

ジャンル:ラブコメディ
 
 
 

ウェディング・テーブルのあらすじ

 
 
エロイーズは友人の結婚式に出席し、指定された19番テーブルに座っています。本来はベストマン(立会人)として出席するはずでしたが、交際していた新婦の兄であるテディに振られたため末席である19番テーブルに割り振られたのです。

当初の席次を新婦と一緒に考えたエロイーズは知っています。その19番テーブルは「来ても来なくてもいい客」の席なのです。

そんな末席にはエロイーズの他にも、仲の悪そうな夫婦、新婦の最初の乳母でありながら新婦の母親からも忘れられている高齢女性、彼女をつくってこいと母親にハッパをかけられて来た挙動不審な若い男、新婦父からお金を盗み服役していた新郎の親戚である男性が。

そんな「どうでもいい客」である6人のストーリー。
 
 
 

ウェディング・テーブルのみどころ

 
 
この作品のメインキャラクターである19番テーブルに集められた面々はとても個性的。性格や言動がぶっ飛んでいる彼らがコメディとしてのストーリーを引っ掻き回していきます。

実際にいると強烈ですが、コメディ映画なのでそれくらいパンチが効いている方が楽しいもの。癖のあるキャラクターたちが実に魅力的です。

特にエロイーズ役のアナ・ケンドリックは、可愛らしいのに何とも絶妙な幸の薄さというか、イケてなさを表現していてその存在感と演技力も見もの。
 
 
 

ウェディング・テーブルの感想(ネタバレあり)

 
 
最初は19番テーブルに集まった「イケてない」人たちのおもしろおかしいドタバタコメディかと思いましたが、実はなかなか深い作品でした。

19番テーブルに座っている6人は、新郎新婦から来ても来なくてもどうでもいい客と思われている面々であり、実際の結婚式中に6人揃っていなくなっても誰も気づかない人たち。ただ、それはあくまでも特定の他人からの評価
に過ぎません。

後半のシーンにてエロイーズがテディに向かって「あなた以外を失望させたくない。あなた以外に失望したくない。」と叫びますが、これはまさにこの映画のテーマとも言えることで非常に深いセリフです。

自分がどう見られているかという不特定多数からの評価に惑わされることもありますが、それは自分の人生を測る物差しにはなりません。

自分が本当に必要とする人にはいずれ自分のカッコ悪い部分を見せることになり、それで失望されることもあるでしょう。でもそれでいいのです。

本当に親しい人には本当の自分を見せるからこそ、失望したり失望されたりもします。

本当の自分を知らない人からの評価に惑わされる必要はないのです。
 
 
ラブストーリーとしての結末は、エロイーズが自分の思いの丈をテディにぶつけ、再び二人が結ばれるというもの。

こればっかりはご都合主義と言うしかない!

そもそも二人が別れたのは、エロイーズがテディとの子供を授かっているとテディに告げ、テディから別れを切り出したということが劇中で明かされます。そしてテディは序盤で「(結婚式に)何でいるの?」とかなり冷たい言葉を吐いていますし、その後も式中エロイーズに新恋人を見せつけてキスまでしています。

それで最後の最後にエロイーズの言葉に心動かされて元に戻りたいというテディと、それを受け入れるエロイーズというエンディングは、個人的に意外な結末でした。てっきりエロイーズは別れを受け入れて前を向くのかと。

ただ、結末よりもそこまでのストーリーの描き方が素敵だなと思ったので、それも含めてこれでよかったのかなと思います。