トロントの飲酒ルールまとめ お酒を飲む前に知っておきたいこと
- 2018.09.04
- カナダ-トロント

今回はトロントでのお酒についてのルールの一部をまとめてみたいと思います。
日本に比べてお酒へのルールが多く、厳しいトロント。日本と同じ感覚でお酒を飲むと、罰せられる可能性だってあるのです。
トロントで留学やワーホリなどの長期滞在する人はもちろん、旅行での短期滞在でも、お酒を飲むのであれば必ず知っておきたい基本ルールをまとめてみました。
飲酒は19歳から可能
トロントでは19歳から飲酒が可能になっています。
海外渡航するときは基本的にその国のルールに従うことになりますので、19歳の人がトロントに来た場合は飲酒できるということに。
ただし、日本でも飲酒経験のない人が無理をしてしまうことによる危険性もありますので、個人的にはオススメできません。どうしても、という人も必ず慎重に楽しみましょう。
アルコールは認可されたリカーショップで購入可
日本のように、コンビニやスーパー、ましてや自動販売機などでのお酒の販売はありません。
最近は一部のスーパーなどでもアルコール販売の認可がされて購入できるようになってきましたが、基本的にはアルコールはリカーショップで購入と覚えておくと良いでしょう。
平日は遅くまで営業していますが、土日は夕方で閉店する店舗があったり、祝日は休みだったりする店舗もあるので注意。
週末、特に祝日がある3連休前にはリカーショップに寄ってお酒を調達しておくのがトロントニアン流です。
トロントのリカーショップ
LCBO(エルシービーオー):アルコール全般
The Beer Store(ビアーストア):ビール専門店
Wine Rack(ワインラック):ワイン専門店
お店での飲酒は午前2時まで
日本ではよく朝まで営業している居酒屋もありますが、トロントのお店でアルコール類が提供されるのは午前2時まで。
そのため、バーやパブなどの夜遅くに営業するお店も午前2時閉店であることが多いです。
時間を忘れて飲みたいという場合はいわゆる宅飲みをするしかありません。
屋外での飲酒は禁止
トロントでは公共の屋外での飲酒が禁止されています。
日本のようにお花見やバーベキューパーティーなどではお酒が楽しめないのです。
お酒好きな人は少し残念に思うかもしれませんが、実は屋外でお酒を楽しむ方法があります。
まずは自宅のプライベートスペース。自宅のバルコニーや庭はその家の占有スペースであり公共スペースではありません。このエリア内でお酒を飲むのはOK。シェアハウスにパティオなどがある人はラッキーです。
もう一つはレストランやバーのパティオ。トロントの飲食店の多くが夏になると店先や屋上のパティオを開放します。解放的な空の下で美味しい食事とお酒を楽しむことが可能です。
お酒を購入・バーへの入店にはIDの提示が必要
リカーショップでのお酒購入の際や、バーやパブなどの飲酒を想定するお店への入店ではIDの提示を求められることがあります。
IDとして有効なものは、パスポートもしくはオンタリオ州発行の写真付きID(運転免許証・オンタリオ州フォトID)です。旅行であれば毎日パスポートを持って歩けば良いかと思いますが、留学やワーホリの長期滞在の場合、できればパスポートは持ち歩かずに安全な場所に置いておきたいですよね。オンタリオ州フォトIDは気軽に取得できるので、一応取得しておくのがオススメです。
ちなみに、イベントなどでお酒のブランドが試飲のプロモーションなどを行っていたりもしますが、そういった場でももれなくIDチェックがあります。
お酒を扱うお店で働くにはスマートサーブが必須
レストランやバーなどのお酒を取り扱うお店で働く場合、スマートサーブという資格が必須。
これはインターネットで受験・取得ができるものですが、お酒や飲酒ルールに関する知識を知っておく必要があり、それなりに勉強が必要になります。
ワーホリでレストランなどでのアルバイトを考えているという人は早めに勉強・取得しておきましょう。
まとめ:お酒はルールを守って楽しもう
いかがでしたか。
トロントでのお酒に関するルールは日本でのものとは大きく違うことが分かっていただけたかと思います。
友達とわいわいお酒を飲むのは楽しいですが、必ずルールを確認しておきましょう。