トロントのエスニックタウンって?移民の国ならではの外国人街に注目
- 2018.08.19
- カナダ-トロント

カナダは移民の受け入れが非常に多く、人口の約半数の人はカナダ出身ではないと言われています。
特に大都市ではよりその傾向が強く、トロントを歩いていると様々な人種の人が。
そんなトロントを表すのが個性豊かなエスニックタウンです。つまりそれぞれの人種の外国人街。
例えば日本でも横浜や神戸にチャイナタウンがありますが、ここトロントではとてもたくさんのエスニックタウンが存在します。
今回は観光にもオススメの人気エスニックタウンをご紹介します。
チャイナタウン
トロント最大のエスニックタウンとも言えるチャイナタウン。
中華系のお店の看板はもちろん、銀行やドラッグストアなどのカナダ発の大企業も漢字の看板を掲げています。街の雰囲気はもちろん、聞こえてくる言葉も中国語が多いです。
チャイナタウンでは安値な中華料理レストランやカフェを楽しめますし、カナダグッズのお土産物店が多いのもこのエリアなので、観光にはうってつけです。
コリアンタウン
トロントには大きなコリアンタウンが二ヶ所あります。
よく知られているのがバサースト駅からクリスティ駅の間、ブロアストリート沿いのエリアです。
そしてもう一つはフィンチ駅とシェパードヤングの駅の間、ヤングストリート沿いのエリアで、最近コリアタウンと呼ばれてアジア系の人たちに親しまれています。
どちらも韓国料理のレストランが並び、辛いものが好きな人にもオススメです。
また、コリアンタウンにあるアジア系(韓国系)のスーパーには、日本の製品も置いてあることがほとんど。自炊をしたい人は必見です。
コリアタウンのカラオケは、欧米のパブスタイルではなく日本のような個室スタイルのため、カラオケ好きな人にも。
リトルイタリー
カレッジストリートのバサーストから西のエリアに広がるのがリトルイタリーと呼ばれるイタリア人街です。
イタリアンのレストランはもちろん、ジェラートを扱っているカフェなどもあります。
イタリアン以外のお店も比較的多いという意味で、チャイナタウンと比べるとエスニックタウンとしての雰囲気は薄めですが、イタリアならではのオシャレなお店が多いのでオススメです。
グリークタウン
トロントの東側に位置するのがグリークタウン。
ギリシャ料理のレストランが立ち並ぶエリアです。また、最近は可愛らしい雑貨店なども増えていて、観光スポットとして再注目されています。
見逃せないのが、8月半ばに開催されるテイスト・オブ・ダンフォースというグリークタウンのお祭り。トロント最大のストリートフードフェスとして大人気です。
関連記事:テイスト・オブ・ダンフォース2018レポ
インディアンバザール
トロントの東側ジェラルドストリート沿いにあり、Coxwell AveとGreenwood Aveの間に位置するインディアンバザール。
規模は小さいものの、インド料理の店や雑貨店が並び雰囲気があります。インド料理ならではの香辛料の香りや、独特の音楽が楽しめますよ。
まとめ:トロントのエスニックタウンは必見
いかがでしたか。
トロントにはまだまだたくさんのエスニックタウンがありますが、観光スポットとして栄えているのがこの5つです。
トロントはこれといって名物となる料理などの文化がないかわりに、非常に多くの種類の文化を楽しめます。
トロントではぜひエスニックタウンにも足を運んでみてくださいね。