トロントTTCのバスについて 乗り方や時刻表は?

自称・トロントTTCの市内一詳しい日本語解説、今回はバス編です。
市内を網の目状に埋めるように走っており、ダウンタウンから離れた場所では必須の乗り物です。
特に、トロントに到着してすぐは1~3ヶ月ホームステイをするという方は多いですが、ホームステイ先がダウンタウンにあることはほとんどなく、比較的郊外になりがちです。
シェアハウスは地下鉄駅の近くで探そうとされる方も多いですが、ホームステイでは有無を言わさずバス利用が必須のエリアになることが多いためバスは最初から使う必要があります。
比較的大通りを走り、本数も多いストリートカーとは違い、バスはトロント市内のありとあらゆるところを走っています。
そのため、バスは路線によってかなり本数が少ないことがあります。
バスの乗車、支払い方法
バスの乗車方法は旧式のストリートカーとほとんど同じです。
バス停の目印はこのポール。
乗車時に運賃を支払いますので、基本的には一番前のドアから乗り込みましょう。
支払い方法は下記の通り。
メトロパス
乗車時にメトロパスの表面を運転手に見せながら乗り込みます。
プレスト
緑色の器械にカードをタップします。
この器械は後ろのドア付近にも置いてあるため、プレスト利用の場合は後ろから乗り込んでも構いません。
トークン、現金
運転席付近に置いてある運賃箱に入れます。
現金の場合はぴったり3.25ドルを持っておく必要があります。
運賃箱にトークンまたは現金を入れると、運転手さんが乗り換え時と支払いの証明を求められたときに必要となるトランスファーチケットと呼ばれる紙を渡してくれます。
忘れずに受け取るようにしましょう。
基本的に何も言わずとも差し出してくれますが、スルーされてしまったら一声かけて渡してもらいましょう。
バスの時刻表ってあるの?運行状況の確認方法
トロントのTTCにも時刻表はあるのですが、時間通りに来ない、もしくははやく行ってしまうなんてことはザラにあります。
日本だと1~2分の遅延でもアナウンスされることがあるのに、こっちではそんなの日常茶飯事。
そんなわけで私は基本的に時刻表はないものと思って過ごしています。
もともと本数の多い地下鉄や10分に1本くらいはあるバスやストリートカーの路線だと、調べることもなくただただ待っているのですが、一部の本数の少ないバスの路線は結構大変。
いつバスがくるか本当に予想がつかないんです。
そこで便利なのがバスやストリートカーの接近情報。
今回は2通りの方法をご紹介します。
テキストを利用
スマホで送信できるテキスト機能を使って接近情報を知ることができます。
バス停のポールに書いてあるナンバーを898882という番号宛に送信すると数秒後に結果が送られてきます。
今回は写真を撮ったバス停と逆方向のバス停を利用したのでちょっとナンバーが違いますが(汗)
この方法のメリットは、テキストを利用するため電話番号を契約していれば利用できインターネット環境が必要ないということ。
しかし、バス停に書いてあるナンバーを知る必要があるので、もともとそのバス停のナンバーを知っているか、その場に行ってからでないと情報を得ることができないのがデメリット。
ちなみに一部のバス停にはナンバーが書いておらずこの方法が使えないこともあります。
アプリを利用
TTCの運行状況に関するアプリを利用して運行状況をしることができます。
アプリの種類も複数あるようですが、使い方はどれもあまり変わらないよう。
今回はこちらのアプリをご紹介します。
バス停を地図から選択するか、路線から検索して選択し、行きたい方向を選ぶと次のバスが何分後にくるかがわかります。
これだと9分30秒後と33分後、58分後にバスがくることがわかります。
これを利用するにはインターネット環境が必要ですが、どこにいても確認できるのでとても便利です。
ちなみにiPhoneではこちら:https://itunes.apple.com/us/app/transit-now/id1168138324
TTCのバスは時間に余裕を持って利用しよう
ダウンタウン以外ではほぼ必須の交通手段であるバス。
時間通りに来ないことは常に頭に入れて、余裕を持って利用するのがポイント。
アプリやテキストも上手く使って、上手にバスを利用しましょう!
TTCの基本情報や料金は過去の記事でまとめていますのでそちらも併せてご覧ください。
関連記事:トロントの交通網TTC
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