トロントTTC地下鉄の乗り方や料金は?

長くなって、前後編に分かれてしまいましたが、今回はトロントの地下鉄の乗り方をご紹介します!
まだ前編を読んでいない方はこちらをどうそ:トロントTTC地下鉄の路線図について
改札の通り方
まずは改札を通らなければいけませんが、過去記事で触れた通り、TTCでの支払い方は、現金、トークン、プレスト、メトロパスと4種類あります。
それぞれの場合の利用方法についてです。
メトロパス
まず、留学生の多くが利用するメトロパスの使い方について。
自動改札がある場合はそこに通します。
左がメトロパス用、右がプレスト用改札
最近はプレスト利用ゴリ押しのため(笑)プレスト用の改札が増え、メトロパス用の改札がかなり減っています。
しかし改札がある限り必ず1ヶ所はあるのでご安心を。
2018年4月現在、どうやらプレストのみ対応の改札ができてきています。
プレスト専用改札しかない場合は、対応している改札にまわる必要がありますが、各駅のメイン改札は全て対応しているのでそこに回ればよいでしょう。
自動改札がない場合や、改札が混んでいる場合などは駅員さんの前を通りながらカードを見せればOKです。
プレスト
プレストは緑色の専用の改札にタップして通ります。
先ほどの写真の右側の改札ですね。
自動改札がリニューアル中などは、代わりの機械が置いてあるのでそこにタップしましょう。
ごくごくわずかですが、プレスト不可の古いタイプの無人改札が残っている駅もあります。
その場合は対応している改札に回る必要がありますが、最近は改装がどんどん進んでおり、その数はかなり減っています。
トークン、現金
トークン、現金での支払いの場合、無人改札は通れません。
改札が複数ある駅では、一部無人改札のみしかない駅があるので、その場合は別の改札へ回る必要があります。
駅員さんがいる改札口に、お金とトークンを入れる箱が置いてあるので、そこに入れて通ります。
現金の場合はお釣りが出ませんのでぴったり用意しなければいけません。
そしてバスやストリートカーへの乗り継ぎがある場合は、改札を通ってすぐのところにある赤い機械のボタンを押し、トランスファーチケットを発行しなければなりませんので、忘れないようにしましょう。
これは現金またはトークンを利用してTTCに乗る場合で、かつ乗り換えが発生するときに見せなければならないチケットになります。
バスやストリートカーからの乗り継ぎで地下鉄に乗る場合
駅構内にバスやストリートカーストップがある場合には、降りたら既に駅構内なのでそのままホームに向かえばOKです。
しかし、改札外にあるバス停やストリートカーストップからの乗り継ぎをする際には、当然改札を通る必要があります。
メトロパスやプレストの場合は通常と同じように改札を通れば大丈夫。
しかし、現金またはトークンで支払いをした場合には、支払った際忘れずにトランスファーチケットを貰う必要があります。
そのトランスファーチケットを駅員さんのいる改札で見せて通りましょう。
行きたい方面のホームへ
無事に駅に入れれば、あとはホームに向かい電車に乗るだけです。
TTC地下鉄では、電車が向かう方角が書いてあるので、それを頼りにホームへ向かいます。
グリーンラインことBloor-Danforth Lineは東西に走る路線なので全ての駅でWest Bound(西行き)とEast Bound(東行き)という表記になっています。
イエローラインことYonge-University Lineは南北に走る路線なので、South Bound(南行き)とNorth Bound(北行き)という表記です。
ただしYonge-University Lineは注意が必要。
Union駅を中心にUの字型になっているこの路線。
その真下にあたるUnion駅では、どちらも北方面になるため、Yonge LineとUniversity Lineという書き方になっています。
東側を走るFinch行きの電車に乗りたい場合はYonge、西側を走るVaughan Metropolitan Centre Station行きの電車に乗りたい場合はUniversityとなります。
なーんだ、トロント地下鉄簡単じゃん!と思った私も、始めてUnion駅に行ったときにはこれを知らずに困ってしまったので覚えておいてくださいね。
シンプルなトロントの地下鉄は分かりやすく、電車の来る間隔も狭いので私はすごく便利だと思っています。
今後、ちょっぴりややこしい?ストリートカーやバスについてもご紹介する予定です!