ワーキングホリデー失敗談!先輩に学んでしっかり準備をしよう

ワーキングホリデー失敗談!先輩に学んでしっかり準備をしよう

ワーキングホリデーは失敗談から学ぼう

インターネットで調べると、ワーキングホリデーのエピソードは、成功体験ばかりが目立っています。あまり堂々と話したくはない失敗談に比べて、成功体験は人に話したいものなので当然かもしれませんが、これからワーキングホリデーをする人にとっては失敗談もためになるものです。

今回は、実際にワーキングホリデーに渡航したものの、「こうしておけばよかった」と思う後悔のエピソードがある人からの失敗談をご紹介します。先輩の失敗談から学び、ワーキングホリデーの心構えをしましょう。
 

ワーキングホリデー失敗談【金銭編】

お金が尽きて帰国することになった

25歳女性 渡航先:カナダ

ワーキングホリデーは、航空券代、海外旅行保険代、ビザ申請料と、1~2ヶ月分くらいの生活費だと聞いていました。当時貯金は40万円ちょっとだったので留学を諦めていましたが、ワーキングホリデーならできると気づいて渡航を決意。航空券や海外旅行保険代を支払い、生活費として残った20万円を握りしめてカナダへ渡航しました。

貯金がないので最初の4日間はホステルに宿泊し、その間にシェアハウスを探す予定でしたが、カナダでのシェアハウスを探しに苦戦し結局ホステルに10泊することになり宿泊費がかさみました。さらに、アルバイトを見つけて働きだすのにも1ヶ月近くかかってしまい、生活費の残りがわずかに…。

アルバイト代が入り始めても、シフトにあまり入れないこともあり、節約生活を強いられたのち、生活費の残りが尽きてしまいました。お金もなくなり、ギリギリの生活に精神的にも疲れてしまい、結果として5ヶ月で帰国。もう少しお金を貯めて余裕を持って渡航しておけば…と悔やんでいます。

こんなことあるの?と思うかもしれませんが、予算ギリギリで渡航する人はたくさんいます。帰国せざるを得ない状況にはならなくても、節約生活を強いられて辛い思いをする人も。1年間しっかり楽しむためには、予算に余裕を持っておくことが重要です。
 

お金が足りずしたいことができなかった

27歳女性 渡航先:オーストラリア

50万円くらいの予算で渡航する人も多い中、100万円の予算があったので余裕をもって渡航したつもりでした。1ヶ月は語学学校に通い、そのあとはカフェでアルバイトも始めで順風満帆なように思えましたが…。

せっかくの海外生活だからと、現地でできた友達と飲みに行ったり、観光したりとたくさん遊んでいたので、あっという間に貯金が30万円ほどに。アルバイト代は生活費にほとんど消えてしまうので、もう一つ掛け持ちのアルバイトをすることにしました。金銭面では余裕が出たものの、次は遊びに行く時間が少なくなり仕事中心の毎日に。また、ワーキングホリデーの終盤には他の都市へ旅行をしたりしようと思っていましたが、残りの予算の都合で1都市しか行けませんでした。

友達にも恵まれて楽しい1年でしたが、せっかく海外生活をしているので、もっと旅行に行ったり遊んだりしたかったなと思っています。

生活費と娯楽費を稼ぐため、ワーキングホリデーで仕事中心の生活になってしまう人は少なくありません。また、普通に遊ぶための費用はまだしも、周辺都市や近くの国への旅行費となればさらにまとまった金額が必要になります。ワーキングホリデーで旅行や娯楽を目一杯楽しむなら、その分の予算をはじめから確保しておくのが賢明です。
 

詐欺にあってしまった

24歳男性 渡航先:カナダ

2ヶ月間ホームステイをしたのち、シェアハウスに住む計画をして渡航しました。ホームステイの残り期間が1ヶ月となる前に家探しを始め、最初は勝手が違うので四苦八苦したものの約2週間で清潔な家に出会うことができました。

トロントでは空き部屋が少なく、すぐに契約をしないと別の人に取られてしまうことも少なくありません。やっと出会った清潔な家だったので絶対に逃したくないと思い、その場でデポジットとして約5万円を支払いました。

一旦帰宅して入居日の調整のために大家に連絡をしたのですが、何度かけても応答はなく…。再び家に行ってみましたが、なんと空き部屋はないと言うのです。問い詰めようにもそこまでの英語力はなく、何よりも領収書など証明できるものをもらっていなかったので泣き寝入りすることになりました。

周囲の日本人に聞けば、留学生からデポジットを奪う詐欺は少なくなく、お金を払うときに領収書などを発行させるのは必須とのこと。甘かった自分への勉強代だったと思っていますが、5万円は痛い出費でした。

日本で不動産会社を仲介して部屋を借りるのではなく、直接大家と契約をするシェアハウスなどでは留学生をターゲットとした詐欺があることも。特に現地の言葉を完全に理解していないから起こることや、日本とは勝手が違うからこそのものもあります。多額のお金を払うことに対しては、周りからの情報に耳を傾けるなど注意が必要です。
 

ワーキングホリデー失敗談【交友関係編】

日本人の友達とばかり過ごしてしまった

29歳女性 渡航先:カナダ

渡航してすぐ留学エージェントで開催された懇親会で仲良くなった日本人の友達。とても気が合ったので、私を含めて5人のグループでよく遊んでいました。

たくさんイベントに行ったり、周辺都市への旅行もしたりと充実した毎日ではありましたが、よく考えると日本人の友達と以外あまり遊んでいなかったのです。そもそも、語学学校に行っていなかったこともあり、友達と呼べる人は日本人ばかり。アルバイト先に日本人はいませんでしたが、あくまで同僚という感じで友達にはならず…。

結局プライベートな時間はほとんど日本人の友達と過ごしていたことに気が付きました。この5人のグループは今でも連絡を取り続けていて大切な友人たちですが、せっかくの海外生活なので、現地の友達もつくって遊びに行ったりしたかったなと思います。

これはよくあるパターンですね。特に留学エージェントなどを介していると、最初に友達になるのは日本人だったりします。言葉が通じるので仲良くなるスピードも速く、一気に仲良くなることも珍しくありません。もちろん日本人の友達も大切ですが、そのまま日本人の友達とばかり過ごしてしまうことも。日本人の友達も大事にしつつ、現地の友達もつくる積極性が大切です。
 

積極的に友達づくりができなかった

22歳女性 渡航先:オーストラリア

語学学校に3ヶ月通い、そこでは多国籍の友達ができました。アジアからヨーロッパ、南米までさまざまな国籍の人と過ごす毎日は楽しく、オーストラリアに来てよかったなと思いながら過ごしていました。

自分がその学校を卒業してからも、友達とは頻繁に会っていて充実した毎日を送っていたのですが、渡航して5ヶ月頃から変化が…。他の国から来た友達は半年くらいの語学留学の人が多く、せっかくできた友達がどんどん帰国していくのです。私はワーキングホリデーで1年間の滞在だったため、語学学校でできた友達は全員私より早く帰国していきました。

語学学校では簡単に友達ができる環境だったのですが、学校外ではそうもいきません。アルバイト先の人とご飯に行くなどはありましたが、語学学校時代の友人がみんな帰国したあとは遊びに行く回数も大幅に減り、楽しさも半減。ワーキングホリデーで楽しかったのは最初の半年くらいで、後半は友達が少なくあまり楽しみきれないという結果に。語学学校以外でも友達をつくる積極性があれば1年間しっかり楽しめたのかなと思っています。

盲点かもしれませんが、これは結構あるあるです。語学学校ではすぐに友達ができるのですが、日常生活で友達をつくるのは少しハードルが上がるもの。ただ、語学学校で出会う友達は全員が留学生なのでずっとその国にいるわけではありません。語学学校での友達を大切にしつつも、友達づくりを積極的にしていないと、友達が帰国したときに寂しい思いをすることがあります。
 

ワーキングホリデー失敗談【仕事編】

無給で働かされてしまった

21歳男性 渡航先:カナダ

英語力はあまり高くないものの、3ヶ月間語学学校に通学したのち、無事にアルバイトを見つけることができました。自分の英語力では最悪ジャパレスで働くことになるかなと思っていたものの、何とかローカルのカフェチェーン店で働くことができ大喜び。日本人は他に一人いたものの、ほぼ完全に英語環境の仕事を手に入れることができてワクワクしていました。

しかし、最初の2週間はトレーニング期間だと言われ無給で働くことに。カナダにおいて無給トレーニングは違法なのですが、せっかく得たローカルジョブを手放したくなくて従うことにしました。しかし2週間が過ぎたあと、仕事があまりできていないからという理由で解雇になり、2週間ただ働きをしただけの結果に。今では笑い話ですが、2週間を無駄にしたあげく、お金ももらえずという結果にかなり落ち込みました。

語学が堪能でないワーホリメーカーは仕事先でのトラブルにも注意が必要。トレーニングと称して無給で働かされたり、レアなケースですが給料をちゃんと払ってもらえなかったりということがあった人も。せっかく採用してくれたから、と目をつむらずに、怪しげな職場や信頼のできないオーナーには注意しましょう。
 

バイトばかりの生活になってしまった

26歳男性 渡航先:ニュージーランド

航空券代とは別に生活費として約50万円を持って渡航し、すぐにアルバイトを始めました。しかし、潔癖な性格から汚い家には住めず、少し予算を上げて家賃の高い家に住んでしまったので生活費がかさむことに。また、ワーキングホリデーが終わったら何か国か旅をしてから帰国したいという目標があったので、それに向けての貯金も必須でした。そのため、最初に決まった仕事だけでは到底やっていけず、別のアルバイトも探して掛け持ちをすることにしたんです。

生活費も払いながら少しずつ貯金もできましたが、2つの仕事をするのはハードで、週に6日は働くという生活。あまり遊びに行ったり、近くの観光をする時間はなかなか取れませんでした。職場の環境もよく毎日楽しかったですし、結果的には海外旅行をしてから帰国できるだけのお金も貯められたので良かったのですが、もう少し友達と遊んだり、ニュージーランドの自然をのんびり堪能する時間を取ってもよかったなと思っています。

何か特別なスキルを持っている人や、すでに現地の言葉を流暢に話すことができる人などごく一部の人を除き、ワーキングホリデーで就ける仕事は大体が最低賃金。生活費を稼ぎ、そのうえで娯楽費や旅行の費用も貯めるためにアルバイトの掛け持ちをする人も多いです。決して悪いことではありませんが、ワーキングホリデーが終わったあとに振り返ってもっと遊んでおけばよかったと思う人も多いので、バランスを意識するのがよさそうです。
 

ワーキングホリデー失敗談【英語編】

英語力が思ったより伸びなかった

30歳女性 渡航先:オーストラリア

英語は中学生レベルのままでしたが、現地で生活すれば少しは話せるようになるだろうと思いワーキングホリデーでオーストラリアに渡航しました。3ヶ月は語学学校に通い、そのあとは英語力の低さにも関わらず英語環境の仕事をゲット。理想的にワーキングホリデーが進み、順調な毎日を過ごしていました。

しかし、8ヶ月が過ぎたころ、他の日本人の友達も含めて英語で話しているときに、自分だけあまり理解できていないことに気づいてしまったんです。日本人の友達の中には、語学学校に通っていなかった人や、ジャパレスで働いている人もいたのに…。語学学校にも通ったし、英語環境の仕事を得たにも関わらず、どうして英語力が伸びていないのかと思いました。

今思えば、ただ学校に通ってただ仕事に行っていただけで、プライベートで勉強をしたり、友達と遊んで実際に英語を使ったりしていなかったことが原因かなと思っています。

英語圏の国で暮らしていても、ただ暮らしているだけでは英語は伸びません。英語力アップのカギはいかに積極的に英語を使うことができるかということ。たとえ英語環境の仕事を手に入れたとしても、ただ仕事をしているだけではいけません。日常で知らない単語の意味を調べる癖をつけたり、プライベートでも積極的に外にでて会話できる環境に身を置いたり、語学力習得のためには前向きな姿勢がポイントになります。
 

ワーキングホリデーの失敗談をもとにしっかり準備をしよう

誰にとっても未知の世界であるワーキングホリデーでは、思わぬトラブルなどの可能性もあります。完璧なワーキングホリデー生活を送るのは無理かもしれませんが、できるだけ後悔のないワーキングホリデーにするため、少しでも心構えをしておきたいもの。特に予測できる失敗は回避できるように、ワーキングホリデー経験者の失敗談から学びましょう。

事前の準備や情報収集をしっかりして、楽しいワーキングホリデー生活を送ってください。