ワーホリの予算が少ない人へ ギリギリの貯金で渡航するときに知っておきたい話
- 2018.08.04
- ワーキングホリデー

ワーホリを検討中の方はどれくらいの予算を確保していますか?
サイトや人によって必要としている予算に差はありますが、少なくとも航空券、ビザ申請費用、海外保険料が必要ですよね。そこに、現地での生活費がいくらかかるか、いくら収入を得ることができるかによって、あといくら必要かというのが変わってきます。
個人的に、予算に余裕があった方が絶対に良いと思っていますが、中にはギリギリの予算で渡航しようとしている人もいます。
そこで、今回はどうしても少ない予算しか用意できなかった人が途中で帰国を余儀なくされないために知っておきたいことをまとめてみました。
ワーホリに最低限必要な予算
ワーホリに最低限必要な予算は、往復航空券代、ビザの申請諸費用、海外保険料金となります。それぞれ国や時期によって異なりますが、一例としては下記の通り。
カナダの場合
単位はカナダドル
往復航空券:1,500ドル~2,500ドル
ビザ申請諸費用:250ドル
海外保険料(1年):1,000ドル~2,000ドル
計:2,750ドル~4,750ドル
日本円(2018年8月4日現在):約23万円~40万円
オーストラリアの場合
単位はオーストラリアドル
往復航空券:700ドル~1,400ドル
ビザ申請諸費用:450ドル
海外保険料(1年):1,000~2,000ドル
計:2,150ドル~3,850ドル
日本円:約18万円~32万円
さらに実際は、語学学校の費用(学校に行きたい人のみ)や、働き始めるまでの当面の生活費も初期費用となります。
それを考えると、50万円ならかなりギリギリ、50~80万円でも余裕があるとは言えないと考えられます。
予算がギリギリの人のワーホリ計画
どうしてもワーホリをしたいけれど予算がギリギリだという人は、ワーホリの計画を立てる段階からよく考える必要があります。
ここでは予算を節約するコツや、少ない予算でもやりくりするためのポイントをご紹介します。
航空券は繁忙期を避けて早めに予約
航空券の値段は時期によって大きく変動します。
年末年始や学生の長期休暇中は高額になる傾向が。また、週末の方が高額になりやすいです。
そして、はやめに予約をするのも安く航空券を購入するための掟。航空券は席がなくなっていくほど高くなりますので、渡航する日をはやめに決めて航空券を購入しましょう。
航空券は繁忙期を避けて早めに予約することで、大きく節約が可能な部分です。
できるだけ大都市を選ぶ
大都市の方が仕事が見つけやすいというメリットがあります。
日本人が少ない傾向にある小さな都市に行きたいという人や、自然の豊かな田舎に住みたいという人もいるかもしれませんが、仕事が見つからずに帰国を余儀なくされてしまっては本末転倒。
予算が少ない人は大都市を選んでおくことで、仕事が見つからないリスクを減らすことができます。
英語の学習に精を出す
英語力が高い方が、生活が円滑になり、仕事が見つけやすくなることは言うまでもありません。
英語力のせいで仕事が見つからないという状況にならないように、しっかり英語の勉強をしておきましょう。
当面の宿を確保しておく
節約のために数日間ホステルなどを予約し、その間にシェアハウスを探そうとする人はとても多いです。
しかし、これは結構危険な方法。
もしもシェアハウスが見つからなかった場合、ホステルや短期宿を延長することになります。しかし、ホステルなどは安値とはいえ1カ月になるとホームステイ以上に高額になることがほとんど。
それなら、最初から1カ月滞在できるホームステイなどを確実に確保しておく方が、結果安く済むことになります。
予算が少ない場合ワーホリ中に気を付けること
次は実際に渡航したあとに気をつけることをまとめてみたいと思います。
楽しむべきところは楽しみつつ、予算オーバーにならないようにしたいですね。
ジャパレスで働くことも視野に入れておく
アルバイトでジャパレスを避けたいという人は多いかと思いますが、予算が少ない場合はそうも言っていられないことも。
簡単に仕事が見つかるという点と、チップの文化がある国ではチップがもらえるという点が最大のメリット。
予算に余裕がある場合はこだわっても構いませんが、予算がギリギリの場合はジャパレスで働くのも一つです。
できるだけ家賃を抑える
家賃は毎月の出費ですのでできるだけ抑えたいところです。
ダウンタウンに住み、築浅で清潔、駅から近い、と条件がありすぎるとどうしても高額になります。毎日暮らすことになるので譲れない部分は譲らなくて構いませんが、妥協できる部分はして家賃を押さえましょう。
基本的にダウンタウンから離れていれば比較的簡単に安くてきれいな物件に出会いやすいと言えます。
友達づくりはぬかりなく
困ったときに最後に頼りになるのは友達。現地での友達づくりはぬかりなくしておきましょう。
中には最初に語学学校で出会った友達とばかり遊んで、あまり多くの友達を持たなくても良いとしている人もいます。しかし、語学学校の友達はいずれ帰国してしまいますよね。
お金を貸してもらうという意味ではなく、知恵を借りたり精神的に支えてもらったりと、友達がたくさんいればピンチのときに助けてもらえることが増えるものです。
まとめ:予算が少ない場合のワーホリは計画と妥協がポイント
いかがでしたか。
何度も言いますがワーホリの予算は余裕がある方が絶対に良いです。
しかし、どうしても予算がギリギリだという人は、しっかり計画をしておくことが大切。
また、ジャパレスで働くことや、少々希望にあっていない家などの妥協が強いられることもあります。
途中で予算がつきて帰国することや、お金が底をつきそうになって生活を楽しめないのは本末転倒ですから、きちんとプランニングをしておきましょうね。