ニュージーランドでワーホリしよう!基本情報・ビザ・費用などまとめ
- 2019.07.21
- ワーキングホリデー

ニュージーランドは日本からワーホリを利用して渡航することができる英語圏の国で、日本人ワーホリメーカーから人気の国のうちの一つです。大自然の残るニュージーランドでは、語学学習や海外で働く経験だけでなく、自然を感じることができるアクティビティも楽しめることができます。今回は、ニュージーランドの魅力から、ニュージーランドのワーホリ情報までを余すところなくご紹介します。
ニュージーランドってどんな国?
ニュージーランドは太平洋の南西に位置している島国であり、手付かずのまま残された雄大な自然が魅力の国です。面積は日本の70パーセントほどですが、人口は神奈川県の半分程度しかなく、人の数よりも羊の数の方が多いとも言われるほど島全体にのどかな空気が流れています。
ニュージーランドの基本情報
首都 | ウェリントン |
最大の都市 | オークランド |
公用語 |
英語 マオリ語 ニュージーランド手話 |
面積 | 270,467㎡(日本の約70パーセント) |
人口 | 4,947,100人(神奈川県の約半分) |
通貨 | ニュージーランド・ドル(NZD) |
ニュージーランドは太平洋の南西の島国であり、主となる2つの島とたくさんの小さな島々で構成されています。英語での表記はNew Zealandで、省略表記はNZです。また、ニュージーランドに生息する鳥から名前を取った愛称のkiwi(キーウィ)で呼ばれることもあり、ニュージーランド・ドルのことをkiwi dollarと表記することもあります。
ニュージーランドはワーホリ人気も高い
ニュージーランドはワーホリで渡航できる英語圏の国であり、比較的治安が良く暮らしやすいとされているため日本人のワーホリメーカーからも人気があります。ワーホリの制度を見ても、就労に制限がないため生活しやすいと言えるでしょう。英語の学習や仕事はもちろん、大自然の中で日本ではなかなかできないような豊かな暮らしができることも魅力の一つです。
ニュージーランドのワーホリ制度
ニュージーランドはオーストラリアに次いで2番目に日本と協定を結んだ国です。多くの日本人が学んでいる英語を公用語とする国で、英語の学習を目的とする多くの日本人が渡航していますが、オーストラリアやカナダなど日本人留学生&ワーホリメーカーが非常に多い国に比べて渡航者数が少なく、英語環境に身を置きたい人にもおすすめできます。
ニュージーランドワーホリを検討する場合は、ビザの取得条件や手順についてしっかり確認しておきましょう。
ニュージーランドのワーホリビザ取得条件
・申請時に18歳から30歳であること
・過去にニュージーランドのワーキングホリデービザを取得していないこと
・日本へ帰国する航空券とは別に最低でも4,200ドル相当の生活資金を有していること
・滞在期間+3ヶ月以上有効なパスポートを所有していること
・滞在中の病気やケガに備えて医療保険に加入すること
・心身ともに健康であること
・子供を同伴しないこと
ニュージーランドのワーホリビザは他の大多数の国と同じく18歳から30歳までの間に取得することができます。ワーホリは1ヵ国につき1回までなので、過去にニュージーランドのワーホリビザを取得したことがある場合、2度目の取得はできません。また、資金やパスポートの残有効期限も確認しておきましょう。
ニュージーランドのワーホリビザ取得の流れ
必要なもの
・有効なパスポート(入国から1年3ヶ月以上有効なもの)
・クレジットカード
・メールアドレス(携帯アドレスは不可)
・運転免許証・健康保険証などの身分証明書
取得手順
①ニュージーランド大使館の公式ウェブサイトで申請事項を確認
②オンラインでビザ申請
③指定の病院でレントゲン検査
④ビザ発給メールの受信
ニュージーランドのワーキングホリデービザはオンラインで申請ができますが、その前に指定の病院でレントゲン検査を受ける必要があるということを忘れないようにしてください。レントゲン検査の結果は病院から移民局に送付されるため、持ち帰って自分で提出する必要はありません。
パスポートのない人はパスポート申請から始める必要があり、指定の病院に行って検査を受けるという手間もかかるので、ワニュージーランドでワーホリを検討している場合は余裕をもって準備を始めましょう。
ニュージーランドのワーホリビザ申請費用
申請料 | 環境税 | ビザ申請費用合計 | |
ニュージーランド国外から | 無料 | 35ドル | 35ドル |
ニュージーランド国内から | 245ドル | 35ドル | 280ドル |
ニュージーランドのワーキングホリデービザ申請の費用はなんと無料です。しかし、2019年の7月から環境税として35ドルが徴収されるようになりました。また、ニュージーランドに別の方法で滞在したあとにワーホリをしたい場合など、ニュージーランド国内から申請する場合には申請料がかかります。支払いは申請時にVisaまたはMastercardどちらかのクレジットカードでの決済のみです。
ニュージーランドのワーホリビザの期限
取得から入国までの期限 | 1年 |
入国からの滞在期限 | 1年 |
ビザの延長 | +3ヶ月(所定の条件を満たした場合) |
ニュージーランドのワーホリは、大多数のワーホリ協定国と同じく1年間となっています。また、所定の条件(シーズナルジョブでの3ヶ月以上の就労)を満たすことで3ヶ月間滞在期間を延ばすこともできます。
ワーホリビザは取得から滞在期間のカウントがスタートするわけではなく、入国した時点からです。入国までには1年間の猶予がありますので、取得してから1年以内にニュージーランドに入国してワーホリ生活を始めましょう。
ニュージーランドのワーホリ就労・就学の条件
就労条件 | なし |
就学条件 | 最長6ヶ月まで就学可能 |
ニュージーランドのワーホリでは就労に条件が定められておらず働きやすいと言えます。しかし、就学は6ヶ月までと最長期間が定められているので注意が必要です。6ヶ月を超えて長期での語学学校通学を希望する場合は、ワーホリではなく別の方法で渡航することを検討しましょう。
ニュージーランドのワーホリに人気の都市
オークランド
北島の北部に位置する、ニュージーランドの総人口のうち4分の1以上が暮らすニュージーランド最大の都市です。また、人口の約40%はニュージーランド出身ではなく、ニュージーランド屈指のグローバルな地域でもあります。
ニュージーランドの入り口となるオークランド空港があるので、滞在しなくても各国からのアクセスの際に訪れることになるでしょう。語学学校も多いので、学校に通ってしっかり勉強をしたい人にもおすすめです。
ウェリントン
ニュージーランド北島の南の端にあり、オークランドと主要な金融機関を二分しているニュージーランド二番目の都市。政治の中心はここウェリントンであり、行政機関の本庁舎は全てウェリントンに置かれています。
また、映画や演劇といったアートも有名で、都市部では大規模なアートシーンを楽しめるため、芝居やアートに興味がある人にもおすすめです。オークランドと比較すると物価が安くなるため、予算を抑えたい人は検討してみましょう。
クライストチャーチ
ニュージーランドの南島の中心部に位置しているクライストチャーチは、国内で二番目の人口を誇る都市です。ヨーロッパからの移民が流入してきた歴史の始まりとなったのがこのクライストチャーチで、現在でもイギリス風の町並みが楽しめます。
フルーツピッキングなどの農作業の仕事も多く、日本ではできない職業体験ができるのも魅力の一つです。
クイーンズタウン
ニュージーランド南島のワカティプ湖に面した町で、周囲を山々に囲まれた美しい場所です。自然豊かなニュージーランドの中でも特に自然を楽しめるエリアで、夏にはバンジージャンプやジェットボート、冬にはスキーやスノーボードなど季節ごとにさまざまなアクティビティが楽しめます。
ニュージーランドが誇る世界遺産へのアクセスも良く、ここクイーンズタウンを拠点として観光を楽しむ観光客も多いです。
ニュージーランドのワーホリで大自然と英語環境を満喫しよう
留学に人気の他都市に比べて人が少なくのどかな生活が望めるニュージーランド。英語を学びながら豊かな自然を肌で感じることができるということからも、ワーホリでの渡航を希望している人は多いです。
オーストラリアやカナダの都市部といった定番のワーホリ都市よりも日本人が少なく、自然の中での暮らしを希望している人はぜひニュージーランドでのワーホリを検討してみてください。