ワーホリ・留学中の滞在方法比較
- 2018.03.16
- ワーキングホリデー

私はトロントに来てからというもの、ホームステイ→ホステル→居候→ルームシェア→シェアハウスと、定番な住み方は全部といっていいほど経験してきました。
最初の方は、ホームステイ先の事情ではやく出ねばならなくなってしまったり、入居予定だった家の大家さんにギリギリで断られてしまったりと、自分の意思ではなく住居を転々とし、住む場所がなくなるのではないかという不安に駆られたりもしましたが、今となってはいい思い出。
その後は人にも家にも恵まれた良い環境で暮らせています。
今回はそんな私が、留学生活での住居の選択肢と、それぞれの特徴をご紹介します。
ホームステイ
その土地で暮らす方の家にステイする方法。
食事付きであることが多いため、生きるのに欠かせない食事について考えなくても良いのが大きなメリットです。
学校やアルバイト、留学をはじめたばかりのときには必要な準備に集中することができます。
家庭によって干渉度や食事スタイルなどは様々で、バスルームの使用時間などルールがあることも。
家庭環境もさまざまであり、両親プラス子供のような家族の家に滞在するイメージがあるかもしれませんが、既に子供が巣だって配偶者とは別居しているなど、独居の家庭にあたることもあります。
会話量に差はあれど、自宅でも英語を使える点も嬉しいところです。
また、自分一人ではなく多数の留学生を受け入れている家庭もあります。
申し込みは大体が留学エージェントか語学学校を通すため、トラブルが起きたときにも間に入ってもらえたり、ステイ先の変更ができる場合もあります。
関連記事:ホームステイ体験談 カナダ生活最初の家
ルームシェア
誰か他の人と個室=寝室をシェアする住み方。
さらにその上でそれがシェアハウス(後述)の一室であることも多いです。
ルームメイト募集などで、誰か知らない人が既に住んでいるところに入るパターンと、友達と一緒に部屋を探して住むパターンがあります。
最大のメリットは賃料が安くなること。
通常ならなかなか住めないコンドミニアムなどの高級住宅や、ダウンタウンなどの賃料が高くなりがちなロケーションにも安値で住むことができます。
ただしその分、プライベートな空間が一切なくなるという大きなデメリットもあります。
関連記事:ルームシェア体験談 カナダで一番だった暮らし
シェアハウス
ホームステイと並びポピュラーな住み方。
特にワーホリの人は、ホームステイのあとにこのシェアハウスへ移る人がとても多いです。
ルームシェアとは違い個人の寝室を持った上で、バスルームやキッチンなどを共用スペースとして他人とシェアするスタイル。
プライベートな空間も確保でき、共同生活も体験できるというバランスの良さが人気の理由。
一軒家であったり、アパートの1戸であったりします。
関連記事:シェアハウス体験談 トロント留学定番の住み方の実情は運次第?
ホステル
決して多数派ではないけれど、ワーホリを開始する人の中でホームステイを希望しない人が最初の滞在先として選択しがちなホステル。
ホテルとは違い、寮のように複数人入れる部屋をいくつも持った宿泊施設のこと。
男女別のところも混合のところもあります。
バックパッカーなど旅行として訪れた人がよく利用するため、コミュニケーション力さえあれば世界各国の人との一期一会も楽しめます。
1泊からできるため、仮の住まいとして選ぶことが多いですが、1か月単位で考えると割高。
また、不特定多数が利用できるため、貴重品の管理などに最大限気をつける必要があり、長期滞在には向きません。
関連記事:ホステルとホテルの違いは?旅行やワーホリ中の仮住まいにオススメのホステルとは
AirBnb
話題のAirBnbも、住居を見つけるまでの一時的な仮の住まいとしての選択肢のひとつとして利用されています。
日本でも最近よく聞く民泊のように、一般の人が空き部屋を貸し出し、AirBnbのウェブサイトから予約ができるというもの。
ホテルやホステルと違い、一般人が個人的に貸し出している部屋を借りるため、安全性などは口コミなどをもとに自分で判断する必要があります。
一人暮らし(バチェラ―)
日本でいうワンルームマンションのことを、バチェラ―といいます。
完全なプライベート空間で、誰にも邪魔されずに暮らせるため、当然賃料は高額。
十分にお金に余裕があるのであれば選択肢のひとつ。
ただしシェアハウスなどと違い、最低契約期間が1年以上など長いこともあるため、契約条件にあった部屋を見つけるのは他より少し難しくなるでしょう。
結局オススメの滞在方法って?
では上記の中でオススメの滞在方法は?という話ですが。
人によります!
では話にならないので(笑)
個人的にはワーホリの場合、語学学校通学期間もしくは通学期間+1か月程度ホームステイをし、その後シェアハウスに移るのがベストなのではないかと思っています。
ワーホリで語学学校に通学しない場合や、長期語学留学の場合は最初2~3か月ホームステイをし、その後同様にシェアハウスに移るのが良いと思います。
5か月未満の短期の場合はずっとホームステイでも良いでしょう。
ホームステイの最大の魅力は、生活に集中しなくて良いことだと思っています。
ホームステイ以外のステイ方法では、自分で食事の用意をする必要がありますが、これって結構時間を取られる。
勉強や友人との時間、バイト探しや仕事などに集中するには一番の環境。
そのうえでシェアハウスという日本ではまだ珍しいスタイルの住み方を経験するために引っ越しをするのがオススメ。
家やシェアメイトにもよりますが、シェアハウスもとっても楽しいので!
とはいえ、実際には一緒に住む人との相性など、運の要素が強いのも事実。
快適な家を探すのは、ワーホリや留学生活でもっとも重要な部分とも言えるので、たくさん調査をして自分に合った家を見つけましょう!