イエローナイフでは夏もオーロラ鑑賞ができる!夏と冬のツアーの違いは?
- 2018.07.20
- カナダ

一生のうちに一度でもオーロラを鑑賞したいという人は多いですよね。
カナダのイエローナイフはオーロラの鑑賞率が高いことでも有名ですが、実は夏にもオーロラ鑑賞ができることはご存知ですか?オーロラというと誰もが冬を思い浮かべるかと思いますが、実は冬だけのものではないんです。
そろそろイエローナイフでオーロラが鑑賞できる夏シーズンが近づいてきたので、イエローナイフ夏のオーロラについてまとめてみたいと思います。
イエローナイフでオーロラ鑑賞ができる時期は?
一般的にイエローナイフのオーロラシーズンは下記のようになっています。
冬:11月下旬~4月上旬
夏:8月下旬~10月上旬
実は一年のうち約半年ほどはオーロラシーズンだということになります。
実はオーロラそのものは年中出ていて、快晴率と日照時間でそのシーズンが決まっているのです。
4月中旬~8月中旬は夜が大変短く、あまり暗くなりません。そのためオーロラが出ていても見えないということでオーロラ鑑賞には向かない時期となります。
10月中旬~11月下旬は季節の変わり目で天候が不安定になりやすく、快晴率がぐっと下がってしまいます。オーロラが出ていても雲があると見えないため、オーロラ鑑賞率は低くなるのです。
ちなみに現地の人はみんな声をそろえて9月を強くすすめていました。シーズンオフ間際に行くよりももちろんシーズンど真ん中に行った方が鑑賞率は上がると言えますよね。
イエローナイフ冬・夏のオーロラ鑑賞の特徴
イエローナイフは年に冬と夏の2回オーロラ鑑賞のシーズンがあるとお伝えしましたが、それぞれにメリットやデメリットがあります。どちらも知ったうえで、自分にあった時期に旅行するのがオススメです。
冬のオーロラ鑑賞のメリット・デメリット
冬のオーロラ鑑賞のメリット
・犬ぞりやスノーモービル、アイスフィッシングなど、極北の冬を満喫できるアクティビティが充実している。
・日没が早いため、オーロラ鑑賞ツアーの出発が早い(21時頃~)
・年末年始の繁忙期を除き、ツアー料金や航空券代が安くなることも
冬のオーロラ鑑賞のデメリット
・マイナス30度も珍しくなく、寒さが厳しい
・カナダの他都市(カナディアンロッキーやバンクーバーなど)は観光シーズンではないため、イエローナイフと組み合わせての周遊に限界がある
夏のオーロラ鑑賞のメリット・デメリット
夏のオーロラ鑑賞のメリット
・気温が10度前後と、しっかり防寒すれば快適に過ごせる気候で、観光などに出歩きやすい
・ハイキングなどの冬にはできないアクティビティがある
・他都市も観光シーズンであるため、イエローナイフと組み合わせて周遊旅行が可能
夏のオーロラ鑑賞のデメリット
・日没が遅いためツアー出発時間が遅い(23時頃~)
・極北ならではの雪のアクティビティができない
・カナダ全体が観光シーズンのため、旅行料金は高めになる
まとめ:自分に合ったシーズンを選んで楽しい旅行を!
いかがでしたか。
イエローナイフでは冬も夏もオーロラ鑑賞のチャンスがあります。
日本から長期連休を取ってカナダを周遊したいという人は夏が向いているでしょうし、犬ぞりなどの極北体験がしたい人は冬の方が良いなど、計画に合わせて時期を選ぶと良いでしょう。
オーロラ鑑賞は100パーセントというものはなく、どうしても運になってしまうため踏み切れない人も多いですが、イエローナイフは他のどのオーロラ鑑賞スポットよりも鑑賞率が高いとされていてオススメです。
一生に一度の思い出に、オーロラ鑑賞ツアーはいかがでしょうか。
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